私は一二度は同じ姿に、目が止まったような気もした。その中に特に二つの姿で、街路からちょっと引っこんだ家の戸口に、風を避けているらしいものに、目が止まった。私は友にこのことを注意しようとすると、彼は焦(い)ら立たし気に何か叫んで、街路の上を見つめ続ける。彼は足をもじもじさせ、また指で壁をたたいた。これは彼がどうも、計劃がうまくゆかないので、じりじりし出したのであると解った。その中(うち)に夜はますます更けて来る、――人々の影はますます少なくなって来る、――彼はますます焦(い)ら立ったもののように、室の中を歩き始めた。私は彼にちょっと耳打ちしようとした途端に、私は目を前方の明るく光っている窓に向けると、私はまた以前の場合にも劣らず、あっと驚かされてしまった。私はホームズの腕をとって、上の方を指さしながら叫んだ。